エアコンが効かない！そんなときにする、３つのエアコンチェック！

エアコンが壊れたかも？！

「エアコンが効かない」と感じたとき、真っ先に「故障かも？」と不安になるかもしれません。しかし、慌てるのはまだ早いです。精密機器はちょっとしたことで効きが悪くなることがあります。

まずは、以下のチェックポイントを確認してみましょう。

冷房が効かない時のチェックの方法３つ

冷房をつけても涼しくならない場合、以下の3つのポイントをチェックしてみましょう。

（方法１）設定温度と運転モードの確認

意外と多いのが、設定温度や運転モードの間違いです。

• 設定温度が室温より高くなっていないか？
  • 設定温度を下げてみましょう。
• 運転モードが「送風」や「ドライ」になっていないか？
  • 「冷房」モードに切り替えましょう。
• 風量が「弱」や「微風」になっていないか？
  • 風量を「強」にしてみましょう。
• タイマー設定がされていないか？
  • タイマー設定を解除しましょう。

（方法２）フィルターの掃除

フィルターが汚れていると、空気の循環が悪くなり、冷房の効きが悪くなります。

1. エアコンの電源を切り、コンセントを抜きます。
2. フィルターを取り外し、掃除機でホコリを吸い取ります。
3. 汚れがひどい場合は、水洗いしましょう。
4. 洗った後は、陰干しで完全に乾かしてから取り付けます。

フィルター掃除は、2週間に1回程度行うのが理想的です。それが嫌なら、使用しない季節は、本体をカバーなどで覆っておくのも一つの策です。

（方法３）室外機の周辺環境の確認

室外機の周辺に障害物があると、空気の吸い込みや排出が妨げられ、冷房の効きが悪くなります。

• 室外機の周辺に物を置いていないか確認し、風通しを良くしましょう。
• 室外機に直射日光が当たっている場合は、日陰を作るなどの対策をしましょう。

暖房が効かない時のチェック方法3つ

暖房をつけても暖かくならない場合、以下の3つのポイントをチェックしてみましょう。

方法1）設定温度と運転モードの確認

冷房と同様に、設定温度や運転モードの確認は基本です。

• 設定温度が室温より低くなっていないか？
  • 設定温度を上げましょう。
• 運転モードが「送風」や「ドライ」になっていないか？
  • 「暖房」モードに切り替えましょう。
• 風量が「弱」や「微風」になっていないか？
  • 風量を「強」にしてみましょう。
• 風向きは適切か？
  • 暖かい空気は上に溜まりやすいので風向きを下向きに調整しましょう。

（方法２）フィルターの掃除

暖房時もフィルターの汚れは暖房効率を悪くする原因になります。冷房時と同様にフィルターの清掃をしましょう。

（方法３）部屋の断熱性

暖房をつけても部屋が暖まりにくい場合、部屋の断熱性が低い可能性があります。

• 窓やドアの隙間を塞ぎ、外気が入らないようにしましょう。
• 厚手のカーテンを使用するのも効果的です。

エアコンが動かない時の対処方法

上記の方法を試してもエアコンが動かない場合は、以下の対処法を試してみてください。

（対処方法１）リセット

エアコンは、一時的な誤作動で動かなくなることがあります。リセットすることで改善する場合があります。

1. 電源を切り、コンセントを抜きます。
2. 数分待ってから、再度コンセントを差し込み、電源を入れます。

（対処方法２）ブレーカーの確認

エアコン専用のブレーカーが落ちていると、エアコンは動きません。

1. 分電盤を確認し、エアコン専用のブレーカーが落ちていないか確認します。
2. ブレーカーが落ちていたら、上げてください。

エアコンが効かない時の対処方法まとめ

この記事では、エアコンが効かないときにまずチェックすべきポイントと、自分でできる対処法を解説しました。

上記の方法を試しても改善しない場合は、エアコンの故障が考えられます。無理せず、専門業者に相談しましょう。

また、日頃からエアコンのメンテナンスをしっかり行うことで、エアコンの寿命を延ばし、快適な室内環境を保つことができます。

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