「内窓をつけたら、エアコンの効きが変わりますか?」 「二重窓にするのとエアコンを新しくするの、どっちが先がいい?」
エアコンと窓の断熱性は密接に関係しています。電気工事士として28年、この質問は特に古い建物にお住まいの方からよくいただきます。
目次
なぜ窓がエアコンに影響するのか
部屋の熱の出入りのうち、夏は約70%、冬は約50%が窓からと言われています。
窓の断熱性が低ければ「冷やしても暖めても逃げていく」状態になり、エアコンがフル稼働し続けます。
内窓(二重窓)の効果
冷暖房効率の向上 内窓設置後、エアコンが設定温度に到達するまでの時間が短くなり、その後の維持にも消費電力が少なくて済みます。「エアコンの効きがよくなった」と感じる方が多いのはこのためです。
電気代への影響 年間15〜30%の光熱費削減効果が期待できるケースもあります(建物の状態や生活スタイルによる)。
結露の防止 内窓をつけると空気層ができ、内窓の温度が室温に近くなるため結露が減ります。カビの防止にも有効。
エアコン買い替えと内窓、どちらが先か
内窓を先にするケース
- 窓が大きい・多い
- 古いアルミサッシを使っている
- 結露がひどい
断熱改善が先なら、その後購入するエアコンを小型化できる可能性があります。
エアコン買い替えを先にするケース
- エアコンが10年以上経過
- 故障している・故障しそう
- 窓が比較的新しい(ペアガラス等)
補助金・助成制度の活用
内窓設置は断熱改修として国や自治体の補助金対象になる場合があります。「先進的窓リノベ事業」などの制度で設置費用の一部が補助されます。工事検討時は業者に確認してみてください。
エアコンの買い替えと合わせて検討することで相乗効果が期待できます。「どちらから手をつければいいか迷っている」方は、お気軽にご相談ください。

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